特別資料No.562 EU 物質及び混合物の分類、表示及び包装(CLP)に関する欧州議会及び理事会規則(EC) No 1272/2008―前文・本文―(第3版)並びにCLPに関する手数料規則(EU) No 440/2010
2025年4月発行(会員価格8,800:非会員価格22,000)A4版 日本語/英語 123頁
資料内容
EUにおける分類、表示及び包装に関する法規としては、物質については指令67/548/EEC(危険物質指令)、調剤については指令1999/45/EC(危険調剤指令)、更に、分類・表示インベントリーについては規則(EC) No 1907/2006(REACH規則)が個別に定められてきた。2008年12月31日に公表され、2009年1月20日に発効した「物質及び混合物の分類、表示及び包装に関する規則(EC) No 1272/2008(CLP規則)」は、これらの個別に定められてきた法規を1つに統合したものである。更にCLP規則は、「化学品の分類及び表示の世界調和システム(GHS)」に基づいて国際的に合意された分類クライテリア及び表示規則を取り込み、かつ既存のEU法規の施行による経験をも踏まえた、GHSにはないハザードクラス並びに表示及び包装に関する規定を織り込んだものである。
EUにおける分類、表示及び包装に関する法規としては、物質については指令67/548/EEC(危険物質指令)、調剤については指令1999/45/EC(危険調剤指令)、更に、分類・表示インベントリーについては規則(EC) No 1907/2006(REACH規則)が個別に定められてきた。2008年12月31日に公表され、2009年1月20日に発効した「物質及び混合物の分類、表示及び包装に関する規則(EC) No 1272/2008(CLP規則)」は、これらの個別に定められてきた法規を1つに統合したものである。更にCLP規則は、「化学品の分類及び表示の世界調和システム(GHS)」に基づいて国際的に合意された分類クライテリア及び表示規則を取り込み、かつ既存のEU法規の施行による経験をも踏まえた、GHSにはないハザードクラス並びに表示及び包装に関する規定を織り込んだものである。
CLP規則の移行規定に関して、物質については2010年12月1日で、調剤(CLP規則で混合物と表記が変更された)については2015年6月1日で終了した。それに伴い、危険物質指令及び危険調剤指令の両指令は、2015年6月1に廃止された。したがって、それ以降の物質の分類、表示及び包装は、CLP規則のみに従って行われなければならないことになった。
CLP規則は、前文、本文に加えて以下の8つの付属書から成っている。
付属書I「有害性物質及び混合物の分類並びに表示」
付属書II「ある種の物質及び混合物の表示並びに包装についての特別規定」
付属書III「ハザードステートメント、補足ハザード情報及び補足ラベル要素」
付属書IV「予防ステートメントのリスト」
付属書V「ハザード絵表示」
付属書VI「ある種の有害性物質に対する調和化された分類及び表示」
付属書VII「指令67/548/EECに基づく分類からこの規則に基づく分類への変換表」
付属書VIII「緊急の健康対応及び予防措置に関する調和化された情報」
本特別資料は、CLP規則の規則前文及び本文の翻訳に加えて、前版である特別資料No.473の発行以降、今までに公布されたCLP規則条文の修正規則(欧州委員会委任規則(EU) 2020/1676及び(EU) 2024/2865)による修正を反映させたものである。なお、特別資料の発行時点では適用開始となっていない条項もあるので参考資料として「<参考>改正されたCLP規則((EU) 2024/2865)第2条による各条項の適用日」を添付し、本文中に分かるように記載した。
CLP規則全体は、本特別資料を含めて、特別資料No.563「EU 物質及び混合物の分類、表示及び包装(CLP)に関する欧州議会及び理事会規則(EC) No 1272/2008-付属書I、II-(第7版)」、特別資料No.536「EU 物質及び混合物の分類、表示及び包装(CLP)に関する欧州議会及び理事会規則(EC) No 1272/2008-付属書III~VIII-(第7版)」の3つの特別資料から構成されるものとなっており、合わせて活用していただきたい。
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